飲食店を経営されている方や農家の方などからドレッシングや調味料を販売したいとよくご相談を受けます。ここでは、商品開発をし、販売する際のメリットや流れ・注意点をご紹介します。
ドレッシングや調味料を販売するメリット
飲食店を経営されている方には、お客様からドレッシングや調味料を販売して欲しいと言われたことがある方も多いのではないでしょうか。
ドレッシング・調味料を販売するメリット
- お店で人気のドレッシングや調味料を商品化して販売することで売上アップ効果に!
- お店の味を家庭で楽しんでもらうことで、リピート率のアップ&宣伝効果につながります。
- 加えて、ネット販売を行うことで全国へ宣伝・販売を行うことが出来ます。
- 飲食店だけでなく、生産農家さんからもお声がけ頂くことも多く、農作物を加工し、商品化することでブランディングにもなります。
新たな商品を作ることで、売上以外にも沢山のメリットがあるので、是非実施を検討してみてはいかがでしょうか。
オリジナルドレッシングの商品化・販売までの流れ
ドレッシングや調味料を販売するメリットについて書いてきました。
ここからは、オリジナルドレッシングの商品化・販売までの流れをご紹介していきます。
また、押さえておきたい注意点についても順を追って説明してます。
①保健所の許可
調味料やドレッシングを販売する際には、味や価格などに気を取られがちですが、まずは販売許可を持っているかどうかを確認する必要があります。お店のオープンのそれぞれの形態に合わせて、保健所の検査を受けて許可を得ていると思います。
今取っている許可の中に、オリジナル調味料やソース、ドレッシング等の販売が含まれるかを確認しましょう。
調味料の製造には、ソース製造業の許可が新たに必要になるケースもあります。許可の取得には、設備投資が必要になる可能性もあるため、先に確認をしましょう。
製造場所の所在地を管轄する保健所で、基準等を確認しておくことをおすすめします。
弊社所在地の宮崎県には、公益財団法人宮崎県産業振興機構が運営するみやざきフードビジネス相談ステーションがあります。各都道府県にも、こういった相談窓口がありますので、第三者機関にご相談すると、様々なアドバイスが得られます。
また、製造を自社ではなく、OEMを実施している調味料メーカーへ依頼することもできますので、合わせて検討しましょう。
②商品の味を調整する
お店の味を家庭でも楽しみたいという声に応えるために商品化したのに、「味が違う」となると、客足が遠のくことにもなりかねません。
商品を販売するだけでなく、オリジナル調味料はどんな食材に合うとか、アレンジレシピなどの使用方法の記載があると、さらに顧客満足度が上がります。
OEMで行う場合には、味の再現性が不可欠になりますので、試作を繰り返し、お店の味を追及していきましょう。
③商品の保存について
飲食店での提供であれば徹底した温度管理が可能ですが、商品購入後、家庭ではどのように保存されるかを考えながら、商品の保存性を調整します。消費者は、購入した調味料を冷蔵庫、もしくは常温で保存することになります。
下記のリンクから容器の選び方についてのブログもありますので、ご参考にされて下さいね。
また、使い切るペースも違うので、消費までにかかる期間も考慮して、内容量や賞味期限、消費期限を設定します。
詳しくは、消費者庁のページをチェックしてくださいね。
オリジナルドレッシングを販売するには、様々なプロセスが必要です。ひとつひとつチェックしながら、進めていきましょう。レシピが決まったら、容器を選ぶ、ラベルの作成と進めていきます。
パオボトル館では、様々なドレッシング販売にぴったりなボトルを販売しております。
ご希望の容量や単価でも検索できますので、PAOボトル館をチェックしてくださいね。