容器(ボトル)をお選び頂く際のポイント!
内容物に合わせて素材を選ぶ
素材について
弊社HPに掲載されている容器は使われている素材によって特性が異なりますので、用途に合わせた物を選択して下さい。
※上記の表を参考にそれぞれの仕様条件下にてサンプルテストを行って下さい。
飲料ボトルとは?
一般的に市販されているお茶や清涼飲料水等に使われているボトルとなります。
開封防止機能をもつフィンロックキャップを装着出来ます。
フィンロックキャップは開栓時にキャップ裾部のバンドがボトルに残ることで、開封済みか否かを確認することができます。
ボトルによって耐熱温度が異なりますので、適切なものをお選びください。
準耐熱、耐熱ボトルは充填後、温度帯が高い状態でキャップすると温度差で圧力が掛かり、ボトルやキャップが変形する場合がございます。
充填後40℃まで冷却後にキャップを閉めてください。
※充填後の再加熱、または冷凍は不可です。
フィンロックキャップの装着方法
容器に内容物を充填し、キャップを容器本体口部に上から押込みます。
時計回りに約1周半~2周程度巻締めると口部がロックします。
横倒しにして30秒程放置。液漏れしなければ完了です。
※キャップを回し過ぎるとバンドがねじ切れます。
打栓式とは?
市販の調味料に使われているはめ込み式のキャップを打栓式キャップと呼びます。
ボトルによって適合するキャップが異なりますので、必ず容器に合ったキャップをご使用ください。
充填後容器の上にキャップを乗せ上から押さえつけることで打栓ができます。
手動で行うと、キャップの破損や曲がって装着されると内容物の漏れに繋がりますので、ボトルへの打栓は打栓機を推奨しております。
容器によって対応する打栓機が異なりますので、容器に合わせた打栓機をご使用下さい。
広口瓶のツイストキャップとネジキャップの違い
ツイストキャップ
ツイストキャップとはキャップの内側のラグ(爪)で瓶のネジに巻き締めするキャップのことでラグキャプとも言います。
ひねるだけで簡単に開閉できるクイックオープン・クイッククローズが特徴で、ネジキャップに比べ、キャップの全高が低く、(厚みが薄い)側面にネジの凸凹が見えず、すっきりとした外観で人気です。
ストッパー部分までしっかりと閉めてください。
ツイストキャップは加熱殺菌時に内圧を下げて、瓶にキャップが食い込み、密封することを想定しています。
キャップを加温してご使用になることをお勧め致します。
ジャムでしたら閉める前にお湯にくぐらせてご使用頂くのがお勧めです。
但し、長時間お湯に浸すとキャップにダメージを与えますので、標準的な加温は80度で5秒程度です。
用途:ジャム、佃煮、漬物、ケチャップなどの瓶詰め食品に多く使われています。
ツイストキャップの長所
キャップの全高が低い(厚みが薄い)ので見た目がすっきり。
広口瓶の主流であり、瓶・キャップ共に商品のバリエーションが豊かです。
瓶との接触面積が少ないのでジャムなどが付着しても固着しにくいです。
瓶の内圧が低くても(脱気されていても)開封が容易です。
ツイストキャップの短所
キャップの巻き締め不足がキャップの緩みや漏れにつながります。
キャップの巻き締め過多はキャップの破損につながり、キャップの緩みや漏れの原因となります。
43RSTDなどの径の小さなツイストキャップは充填時の最初の巻締めが固くて困難な場合があります。
スクリューキャップに比べてキャッピングの条件がシビアです。
加熱殺菌中等で内圧が上昇した際には自然に緩む場合があり、完全にその緩みを防ぐことはできません。
ネジキャップ
金属板をプレスしたシェルの側面にネジを形成したキャップです。
常温充填に良く使われるキャップです。
ツイストキャップと違い側面にネジを切ってあります。
高温充填にもご利用いただけます。
ツイストキャップに比べてキャッピング時のミスによるトラブルが起こりにくく使いやすいキャップです。
用途:食品・医薬品などの瓶詰め製品に多く使われています。
ネジキャップの長所
ツイストキャップよりもキャッピングの条件がゆるく、締め過ぎても開封が固くなるだけでキャップが破損することはまずありません。
特に径の小さなスクリューキャップはツイストキャップよりも開閉が軽くて使い易いです。
ネジキャップの短所
商品のバリエーションがツイストキャップよりも少ないです。
キャップの全高(厚み)が大きく、外観でツイストキャップよりも劣ります。
瓶との接触面積が広いため、口部に内容物が付着した場合固着し易くなります。
脱気をした場合や締め過ぎた場合、ツイストキャップよりも開封が固くなります。
(特に脱気をした場合は締め過ぎないようにご注意ください)
ラベルの作成について
ボトルが決まったら、ラベルを作成しましょう。
ラベルには、シールタイプとフィルムタイプがあります。
シールタイプ
シールタイプには、耐水性や耐油性など充填物に合わせて最適な紙質とデザインにあった印刷方法などを選ぶ必要があります。
基本的には、お客様の方で、ボトルのラベルエリアに合わせてデザインを作成して頂き、完全データを入稿して頂きます。
充填物、デザインデータを確認させて頂き、最適な印刷方法と紙質を選び、御見積を作成させて頂きます。
フィルムタイプ
1.用途に応じた種類を選ぶ。
①.キャップシール
開封防止のみの用途として、キャップと容器のネック部分をフィルムで包み熱圧着させる。
②.シュリンクラベル
フィルムを容器の胴体部分にかぶせて熱を加え、容器の形状にぴったり定着させるフィルムです。
フィルムを作成時には、ボトルにキャップを装着した状態のものをメーカーへ送り、サンプル作成、見積作成と行っていきます。
2.フィルムに印刷をして、ラベル機能を持たせたい。
フィルムのサンプルが出来ると、印刷可能なサイズが決まります。
そのサイズに合わせて印刷データを作成します。
データ確認後、サンプルと御見積を作成させて頂きます。
3.フィルム装着
フィルムが完成したら、ボトルへフィルムの装着を行います。
フィルムのメーカーへ空のボトルを弊社より出荷し、ボトルにフィルムを装着して納品することも可能です。
または、ご自身で充填後に工業用ドライヤーやシュリンク装置を使って熱圧着させます。
以上がラベル印刷の種類と製作の流れとなります。
ご希望の方はお問い合わせフォームよりお問い合わせくださいませ。
オリジナルボトルの製作について
弊社株式会社ハニーでは、各種ブローボトル(PP・PE)のボトルの成型行っております。
詳しくはこちらのサイトをご覧くださいませ。