
容器を使った商品化を進める上で欠かせないのが「商品ラベル」です。
大きく分けて、ラベルには次の2種類があります。
- シールタイプのラベル
- 熱で圧着させるフィルムタイプ
ここでは、それぞれの特徴や選び方について詳しく解説します。
シールタイプラベルの特徴
- メリット:少ないロット(小ロット)から作成が可能
- デメリット:ラベルを貼る作業が必要となります。
フィルムタイプラベルの特徴
- メリット:熱で圧着させるため、トンネル型のシュリンク装置を使うと、自動化できるので、手間を少なくできます。
- デメリット:製作ロットがロールとなるため、数が多くなり、数が少ないとその分単価が上がります。
※フィルムを作成し、ボトルに装着した状態での納品も可能です。
ラベル作成から納品までの流れ
①容器確定
使用するボトルやを決定します。
②ラベルデザインの作成
容器に合わせたデザインを作成し、ラベルエリアに沿ってデータを入稿します。
③装着方法の選定
内容物を充填後にフィルムを装着するか、空ボトルの状態で装着するかを決定します。
※ボトルによっては、空のボトルに熱を加えると変形してしまうボトルもありますので、事前テストを実施します。
④納品方法
―空の状態で装着する場合:弊社よりフィルムメーカーへボトルを送付 → ラベル装着後、メーカーより直送。
―充填後に装着する場合:ボトルを納品後、充填していただき、キャッピングし梱包。メーカーへ送付して頂き、フィルム装着後にボトルを送り返します。
ラベルタイプの選び方のポイント
製造する数量や販売価格から逆算して、「ラベルにかけられるコスト」や「作業工程(装着を委託するか自社で行うか)」を考慮すると判断しやすくなります。
- 少量生産 → シールタイプ
- 大量生産や自動化重視 → フィルムタイプ
製造する数量によってシールタイプかフィルムタイプかを決めて、装着を委託するか自社で行うかで決めていきます。
目安として、1000枚のフィルム作成とボトル装着で約150円前後です。
数量を増やすことで単価が下がります。
最適なラベルで商品価値を高める
ラベルは商品の第一印象を左右する重要な要素です。用途・数量・コストに応じて、シールタイプかフィルムタイプかを選択しましょう。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。




